伽耶古墳群 ついに世界遺産になる
朝鮮半島に存在した古代文明ガヤを代表する古墳遺跡7カ所を結んだ「伽耶(カヤ)古墳群」がついにユネスコ世界遺産になった。
ユネスコ世界遺産委員会は、サウジアラビアのリヤドで開かれた会議で、ガヤ古墳群を世界遺産リストに登録することにした。
慶尚南道と慶尚北道、全北の1500年余り前の古代史を大事にした伽耶古墳群が世界文化遺産に登録されたのは、
韓国では16件目、慶尚南道では長慶判殿(1995年)通道寺(2018年)南渓書院(2019年)に続く4番目だ。
伽耶古墳群は、1~6世紀にかけて朝鮮半島南部に存在していた伽耶の代表的な7つの古墳群になった。
7つの古墳群は、
◆慶尚北道高霊の池山洞(チサンドン)古墳群、
◆全羅北道南原の酉谷里(ユゴクリ)と斗洛里(トゥラクリ)古墳群、
◆慶尚南道金海の大成洞(テソンドン)古墳群、
◆慶尚南道咸安の末伊山(マリサン)古墳群、
◆慶尚南道固城の松鶴洞(ソンハクトン)古墳群、
◆慶尚南道昌寧の校洞(キョドン)と松峴洞(ソンヒョンドン)古墳群、
◆慶尚南道陜川の玉田(オクチョン)古墳群だ。